
■断熱性能評価基準
エネルギーパスという考え方
2002年EU議会では、京都議定書での国際的な約束を実現するために「建物のエネ ルギー・パフォーマンスに関する欧州議会・理事会指令2002/91/EC」を決定しました。具体的には、建物の新築、売却、賃貸の際には、購入者、賃貸者に建物のエネルギー証明書・エネルギーパス(最長10 年間有効)の提示をするというものです。欧州では、不動産の評価、賃貸、売買時に建物の省エネルギー性能が重要な要素になっています。
詳細は「エネルギーパスとは」をご覧ください
また、米国でも州によっては、建築物の売買・賃貸借に際して、ENERGY STAR制度に基づく省エネルギー性能評価結果の提示を義務化しています。当然、内断熱の建物では不動産評価が低くなります。
本サイトでは、外断熱物件の性能評価について、下記の5つの星で評価を行っています。
【得点合計】
20点満点 5つ星 ★★★★★
19点~15点 4つ星 ★★★★☆
14点~10点 3つ星 ★★★☆☆
9点以下 2つ星 ★★☆☆☆
また、建物の性能評価について下記の断熱性能基準を、建物の部位ごとに5つの項目
( 基礎・土間断熱 / 壁断熱 / 屋根断熱 / 開口部 / 換気 )
におきまして、断熱地域区分を反映して点数による判定をしています。
【5つの評価項目】
基礎・土間 / 壁断熱 / 屋根断熱 / 開口部 / 換気
【断熱性能基準点数】
4点⇒ NPO法人外断熱推進会議推奨基準
3点⇒ 次世代省エネルギー基準
2点⇒ 新省エネルギー基準
1点⇒ 旧省エネルギー基準
という基準になります。
■NPO法人外断熱推進会議推奨基準は、当法人が独自に決めた基準です。 (外断熱推進会議推奨基準はこちらをご覧下さい)
■次世代省エネルギー基準は、国が現在進めている省エネ基準です。しかし、次世代省エネルギー基準に適合した新築住宅は30%台しか建設されていません。
■新省エネルギー基準は、現状では既存の建物はほととんがこの基準か、この基準以下に該当します。
■旧省エネルギー基準は、昭和54年に施工された基準で、断熱性能は次世代省エネルギー基準の1/3から1/5程度しかありません。
特に開口部(窓や玄関ドア)については、防火上の規制があり新省エネルギー基準や旧省エネルギー基準の製品が使われているケースもあります。
建物の断熱性能評価はトータルなもので、現在の国の基準では次世代省エネルギー基準を推奨していますが、NPO法人外断熱推進会議では、断熱性能の向上を推進し、独自の基準を推奨しています。
たとえばある物件で・・・
1、基礎・土間断熱 3点(次世代省エネルギー基準)
2、壁断熱 3点(次世代省エネルギー基準)
3、屋根断熱 3点(次世代省エネルギー基準)
4、開口部 3点(次世代省エネルギー基準)
5、換気 3点(次世代省エネルギー基準)
という性能判定だった場合、3点×5項目=15点 となり
【得点合計】
20点満点 5つ星 ★★★★★
19点~15点 4つ星 ★★★★☆
14点~10点 3つ星 ★★★☆☆
9点以下 2つ星 ★★☆☆☆
上記に当てはめて、最終的にこの建物の評価は、4つ星 ★★★★☆ となります。
外断熱マンションの表示例
○○○○マンション 【空室あり】
種 別 : 賃貸マンション
所 在 地 : ○○県○○市○○町1-2-3
主 要 間 取 : 2LDK
賃 料 : ○○○○○円
竣 工 : 2011年4月1日
構 造 : 鉄筋コンクリート/4階建/全16戸
外断熱工法 : ○○○○工法
性 能 評 価 : 4つ星 ★★★★☆
取 扱 会 社 : 株式会社○○○○
↑物件の詳細は、写真をクリック
断熱地域区分(次世代省エネルギー基準より)
地地域特性に即した市町村単位の6つの地域に区分され、それぞれの地域での住宅断熱性能基準(断熱材の厚み・開口部の断熱性・気密性能など)がきめ細かく規定されています。したがって、同一県内であっても、市町村により断熱地域区分が異なる場合もあります。
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